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2012年12月10日月曜日

コロンビア=適当 という感じがしますが…

まさにその通りです(笑)
コロンビアからこんばんわ。

いや、何もすべてが適当というわけではないですよ、これでも南米では一番発展している国ですから。
きちんとしているものはきちんとしています。
でもこの「適当さ」は国民性でもあるんでしょうねぇ。

そして、露天や小さい商店などではこの適当さが幸いして、楽しい楽しい「値引き合戦」ができるわけです。








私ら「このシャツいくら?」
おばちゃん「3万5千ペソ(1500円ちょい)」
私ら「安くしてよ」
おばちゃん「じゃぁ3万3千」
私ら「他もっと安いよ〜下げてよ〜」
おばちゃん「じゃぁ3万2千、これ以上は値下げできないからね!」
私ら「え、他で3万てとこあったんだけどなぁ〜そっちにしようかな〜(ウソ)」
おばちゃん「...ん〜〜〜 しゃぁないから3万にするわ…」

ていうのを到着直後にみんなで経験し、味をしめたわけです(笑)
まぁ実際、スーパーなど値段が決まっているところ以外では、私ら外人はかなりふっかけられるわけで、値引き交渉してちょうどいいのかもしれません。
値引きしても実際よりも高いかもね。
首都にいたときはステイ先のママに「絶対値引き交渉しなきゃダメよ!」なんて言われたりもしました...
相手がおっちゃんだと、女の子には優しいので助かりますね!笑



で、その適当さ、こういう買い物なんかだとまぁ別に大したことないのですが、これがお仕事に関係あるとなるともう大変。
私は日本人規格で言えば結構な適当人間だと思うのですが、そんな私でも「お前このやろう!」って思うことが多いんですよ...

・会議の7時半開始は7時45分開始 (配属先はわりと時間ぴったしな方)
・パーティーの9時開始は11時半〜12時開始
・「今やるよ!」は良くて数時間後、最悪忘れる
・「また」はいつやってくるかわからない
・「来週出す」は「再来週以降出す」
・全てにおいて「(たぶん)」付きw
などなど...


つい先日JICAも絡んだ大事な書類の提出も、「◯日に出すから!」が2度延び2週間以上経過(その間催促を3度ほど)、「もう知らないよ!」っていうと「ごめん、絶対出すから、まだ大丈夫?」
そして今日、期限が過ぎて2日経ちましたが音沙汰無し。

もう、コロンビア人同士で仕事が成り立っているのが不思議なくらい…笑


できることは手伝いたい、コロンビア全土に関わる良い企画があって、そのためにJICAの力を借りたいって言うんなら手伝う。
でも、準備段階でこれじゃぁ手伝う気なくすなぁと思う。
この企画で改善されるはずのコミュニティには非常に申し訳ないし、いい企画であるのでもったいないと思うけれど、こんなに適当だともう手伝うのをやめてしまいたくなる。

もちろんきっちり期限を守ってくれる人もいるし、コロンビア人にだってこういう「適当な、だらしない」状態が大っ嫌いな人もいる(配属先 教育部門の上司)
でもこれだけ期限無視されて、それでも「お金必要なんで手伝って」って言われるとねぇ...

「自助努力」を促すというのは、ほんとに大変だと...
普段の先生方相手以上にそう思いました。
(あ、ちなみにこの話の相手は幹部級の人間ねw)

最後、告知!
来年1月、私の同僚がJICAの研修で日本へ行きます!
祝 初日本!!
とても勉強熱心なソーシャルワーカーの彼女、日本の福祉制度を学びに旅立ちます。
彼女ならたくさんの物を吸収して、コロンビアの福祉の発展に役立ててくれると思います。彼女が帰ってきたらその辺のお手伝いもしないと。
今から日本語叩きこもう♪

2012年11月18日日曜日

たまにはこちらの風景でも。

今までにないくらいお久しぶりです。
相変わらずのんびりダラダラ、しっぽの人です。
私のしっぽも、少し短くなりましたが元気です(笑)

かなり間があきました。
忙しかったり、どよ~んとしてたり、いろいろでした。
ま、その辺を書く前に、コロンビアの景色でもたまには。
えぇ、決して文章書くのがめんどくさいわけでは...

さて、まずは任地から。
Cali(カリ)は第3の都市と言われるちょっとした都会。

古い協会や、ちょっとかわいいカフェなんかもあります。
(可愛いカフェはこの街では希少だけど!)

私の好きな、道ばたのちょこっとパン屋さんや、フルーツ屋さん。
フルーツの横の赤い液体は、フルッシュジュースに果物がいっぱい入った飲み食べ物!


Parque de Gato:猫公園、というところがありまして。
一匹のオス猫が、たくさんのNovias (彼女)を連れている、というコロンビアらしい公園(笑)


las Tres Cruces:3つの十字架という、山の上に立てられた大きな3つの十字架。
なんでも、昔に悪魔封じのために(!)建てられたとか。これ、他の都市でも見かけたことがあるので、割りと多いやり方なのかも。

大きな野球場もあります。同期の配属先でした。
ボーリング場まであります。人力ですけどね!
シニア隊員「ぼくが学生の頃はこんな感じだったんだよ懐かしいなぁ!」


でも街なかにはこんな感じで強盗対策のために、柵越しに物を売る店が多いんです。
    

そして、こういう家が立ち並ぶ地域も多い。
この写真よりもっと質素な地域はいくらでもありますが、立入禁止&立ち入ったらほんとに危ない地域のため写真はありませんが...。
この写真は、配属先の家庭訪問に同行させてもらった時に撮ったもの。
 



さて、お次は第二の都市、Medellín(メデジン)
この街は、メトロ(地下ではないけど)まであるという、一番進んでいるんじゃないかと思う街です。

この街はなんといっても、Frnando Botero (フェルナンド・ボテロ)でしょう!
ボテロは、何でもかんでもおデブに書いてしまう絵画作家。
彼の美術館はとにかく丸い!
他作家によって銅像なんかも作られているんですけど、丸い!

そしてもうひとつ、Feria de las flores:花祭り!
Silletero:シジェテロ と呼ばれる担ぎ手が、花で飾られた台座を担いで3時間のパレード。
女性や年配の担ぎ手も多いシジェテロ、ちなみにこの台座は小さいもので40キロ(右下の写真のタイプ)、大きいもので120キロ
上の写真のものだと、150キロくらいするそうです...!!



さて、観光地としても有名なCartagena:カルタヘナ
カリブ海に面した街で、海外からの観光客も多いです。
城壁の上を散歩したり、可愛いベランダのある家並でおしゃれな食事したり。
写真はないけど、夜は明かりがとっても綺麗。
観光地なので、物価高くて困りますけどね...

Castillo San Felipe:サンフェリペ要塞、スペイン人からの襲撃に活躍してます。
地下道なんかもあって、探検にもおもしろい。

コロンビアのでっかい旗があって、そこでみんな写真撮ってます。
もう旗の端っこがボロボロ。

コロンビアの旗は、青空によく映えますね。


2012年8月16日木曜日

こんなお仕事もある…

生存確認ちゃんと書こうと思ったのに、結局1ヶ月。

最近なんか普通に契約してるOTみたいな仕事まで回ってくるようになりました...?
子供個別で見るのやりたかったから引き受けちゃったけど、その後の書類とか半端無くて他のこと出来なかったので、次はもうしません(笑)
ちゃんと自分たちのとこで賄えるシステム作ってよ!
と言いつつ、評価はたくさん書いときました。それ見てOTってこんなのも見るもんなのー?って思ってくれれば幸いです。

この国のセラピストたちの間には、領域の垣根がドドンと立っております。
そら、もう、ほんとこんな感じで。

「入って来ないで」
「出て行かないから!」
(出て行かないが強いかなー)





だから「認知の領域は心理士だ、コミュニケーションは言語だ」と言って見ないんですよ、それ以外の職種。
でもそれだけ孤立して機能してるってことありえないのに、どうやって分けてんの?
実はすごいの?

日本ではなんでも屋の(いいことだと思ってますよ)OTですから、感覚だって、姿勢だって、作業だって見ますよ。
だから「しょーこー、見て欲しい車椅子があるのー」と言われれば「いいよー」とのこのこ付いて行きます。
あ、心のなかで「PT仕事しろよ!」って思うけど。
でも、車椅子の管理は資材らしいですよ。直すのとか、なんかいじるのとか。PTすらいじり方知らないんじゃないだろうか...



はい、本日のお仕事。
寄付された車椅子を、子供に合わせてみよう。

これ私が座ったって結構余裕のある車椅子ですけどね。 両脇に支えもあるんだけど、これを渡すのは、6歳、座るのは介助だけど椅子の上では結構自由に動くっていう女の子。

この時点で相手間違ってますよー...
とは思うんだけど、ここはコロンビア的な理由があります。
たとえサイズが合わなくたって、車椅子を手に入れるってことがすごいんです。
この国では車椅子とか福祉器具を買うのにサポートはありません。(正確にはあるけど、全員に対してじゃないし、いつでも使えるわけじゃない)
だから買うか、お金がない人は貰うか、椅子とかを改造するか、ゴミ捨て場にあるのを取ってくるか...
だからこの車椅子も、お金がなくて車椅子買えないので今にも彼女の大きさと体重で壊れそうなベビーカーを未だに使っている子が選ばれたわけなんです。

 さて、まずサイズを小さくしましょう。
てことで、背面の部分、全部の穴押し込んだ。(つまり奥行きを浅くした)
全部きっちり押し込んだからだいじょうぶー!
じゃねぇし!!
なんで全部押し込んでんのに(しかも金槌でやかましく叩き込みまでしたのに)穴が合わないわけ!

写真の左端のボルトに椅子のベルトが固定されててジャマなんですよ...誰だよココに取り付けてその後を考えてない人。

ネジにくっついてるのでギリギリまで切る以外出来なかったけど、それでも入らない!
もー!!!
諦めたよー!!! それ以外出来ないよー!!!
ていうか、ベルトなくても入らないんじゃ疑惑...コロンビア製ではないけれど、ここにあると全てそんな感じで見えてしまう...

 完成ー!
ごっついでしょ?











背中の部分スポって後ろに抜けるんだけど、フレーム全部鉄!
くっそ重い!!
今までベビーカーで済ませてた人がこれを毎日使うかとっても不安ですよー。

そして子供が帰る時、お嫁だかお婿だかに貰われて行きました。

いやー、笑っちゃうくらいすっかすかですねー...
サイドの脇のサポートは肘掛けみたいになってるし、足なんか届くわけないし、実際おしりも後ろに届いていない。

そして後日聞いた話し。
重いからやっぱ使ってないんだって!
そうだよねー、重いよねー。
相変わらずベビーカーで来てるね...




ちなみにこの子、クラスに着くなり天才的な速さで靴を脱ぎ捨てます、ひょいひょいっ(笑)



2012年7月20日金曜日

2ヶ月ぶりの生存確認

お久しぶりです。
ひどいもんです、前回のブログから2ヶ月経ちました…。
半分は生存確認の意味を含めて書いてるわけですが、つまり2ヶ月生存が確認されていなかったことになります…。
話題はいろいろあるのでちょっとずつ。

ところで、今日7月20日はコロンビアの独立記念日です!
Google もこのとおり。
ちなみにこれ google colombia の画像なんですけど、日本ではこれ出てたんでしょうか?

去年は首都でまだ語学研修を受けていました。
ということは、なんと、
コロンビアに到着して一年が経ちました!

とーーーっても速かったかというとそうでもないし、かと言ってやっと...とも思わない。
まぁ、それなりにいろんなイベントがあったおかげでしょう。

一年の間、なにか素晴らしいことをするでもなく、のんびりと過ごしているだけなのに「別にいなくてもいいよ」と言わないでいてくれた、配属先の仲間たちに感謝。

最初の頃に比べると随分仲良くなりました。
旅行や出張でしばらくぶりに会うと絶対抱きつくし、どうでもいいことを話しあったり、あ、大事なことも話し合ったり。
語学力も多少上がったんでしょうか...?

ま、急ごうとしても急げないこの性格。
あと一年、きっと焦ると思うけど、でもぼちぼち、行きたいと思います。

2012年5月26日土曜日

Primero auxilio 〜救急蘇生の勉強会〜

生きてますよ、遊んでないですよ、しっぽの人です。
あ、ダラダラはしてるかもしれません。いつものことですが...

エクアドル旅行の話とか書こうと思ってるんですけど、書くの絶対時間かかるのでちょっと待ってて下さいね。
ちなみに、私はコロンビア国内のほうが好きです。

あと、引越ししました。
中古一軒家。広くなった分、家族が騒いでてもちょっと寛大な気持ちになれます(笑)
引越しはかなりバタバタでした。
「あと1,2週間あるから〜」と言われていたある金曜AMに電話がかかってきて「(今の家の)借り手が決まったから今日引越しするよ!
え、無理だよ?
でも、1日で荷物まとめて出ていけるのってすごいよね。
私は次の日に荷物まとめて引越ししました。


そして、昨日は急遽授業を無くして救急蘇生の勉強会。
子供たちへのお知らせにそう書いてあって、そんな言葉をこの職場内で初めて聞いたのでびっくりして「救急蘇生の勉強会やんの!?」って同僚に聞いたら、「そう書いてあるけど書類仕事だと思うし、私はそう使うつもり!」って。
「じゃ。」って思って新しいバスのルート試しながらのんびり行ったら、朝っぱらからミニ会議やってるし!
私いなくてもいい話だったので、後ろで違う作業しながら聞き流し、朝ごはんだけはしっかりいただきました(笑)
(会議の時は朝ごはんが途中で出るのですよ、パンとかと飲み物)

さて、問題の救急蘇生。
車の免許とった時とか、学生ん時とか、仕事始めてからとか、語学訓練中とか、結構何回も受けてて一応ちゃんと覚えてた。よかった。

講師は理学療法の学生さんたち!(横にダラーッと座った先生付き)
べらべらーっと事故にあったときはどうして、こうして、って話していよいよ実践!
あれ、人形なし...アンちゃんだっけ?
私らにとっちゃ救急蘇生って言ったらアンちゃんが全身なり、上半身だけでその辺に転がされてるんですが。
...次々にペア組んで横になる先生方。
は! キミらがアンちゃん!

「どこをどのように」って説明なく始めるもんだから、斜めに圧迫したり違う所を圧迫したり...
そしてそれを見守る講師役の学生たち...!

...おーい!
 
ていうか おい!
 
修正しろよ!
ってことで、自分の周りにいた人たちに出来るだけ修正をかけて回る。
「場所はこうやって探って...」
「圧迫するときは肘のばして、真上からね、真上!」(これ一番言った)
MVPは、みぞおちに手のひらを置いて斜めに圧迫して同僚を蘇生させようとしているST(言語聴覚士)!
そして、隣で暖かく見守る学生...!
 
みぞおち押しても心臓は動きません!!


さすがにこの時はダッシュで駆け寄って「ココじゃないよ心臓!」って(笑)
いや、笑えないけどね。

人工呼吸の時も、「感染対策に、せめて袋とか使いましょう」なんて事はもちろん言わないわけで...
これまた周りにいた人にできる限り「感染対策に袋とかせめてハンカチとか使ったほうがいいよ!」って言って回る。
コロンビアでは、一方向弁付きのシートなんか一般的ではなくて、「日本の地震のニュースで、救助隊の人がみんな持っててびっくりした」って言ってる同僚がいました。
知ってるならみんなに教えろよ!
って思ったけど、共有しないのがコロンビアです。
(例えば仕事の知識、自分だけが知ってれば就職や給料UPに有利だしね)

赤十字とかは、まさかちゃんとやってるよ...ね?

あ、コロンビアならではの質問、って思ったのが
「おっぱい大きい女の人は、どうやって圧迫する場所探したらいいの?」
笑った!
あまり胸がない同僚と「うちらは問題ないねー」って悲しい会話...

ちなみに、コレが勉強会風景...笑

 

そして、そのあと緊急時の避難誘導係、救護班、消化班などを決める...!
コロンビアで!こんな話が出るなんて!
ていうか、そんなん決めとけ、最初から。
ちなみに、火災報知器やスプリンクラーといった類のものは一切ありません。
大きい病院にも...あったかなー、なかったような気がするなー...

さっきみんなに教えまくったお陰で「しょーこはわかるから救護班!」って推薦で即決。
消火器も「日本ではやり方習ったよ」って言ったら「消火器もできるって!」って。

おい、全部人任せじゃん。
救急蘇生だって最終的には、「なにか起きたら真っ先にしょーこを呼ぼう!」
って事になってたし...
ま、適当にやって死なせちゃうなら全部やりますが。

さて、どうやって大事を知らせよう?って段階で、出ましたコロンビア!
「サイレンがいいと思う!」
「いや、笛よ笛!」
「笛じゃ聞こえないわよ、鐘がいいわよ鐘!音の高いやつ!」
「鐘いくらすんのよ?」
「知らないけど鐘がいいわよ!」
っていうのをギャーギャーと...

そこ大事?
いや、大事だけどそれよりも、どう誘導してどこへどう逃げて、とか指示は誰が、とかそっちの方が大事じゃない?

これから消火器研修とか、体制づくりとかするらしいので、できるだけ口はさもう、って思った1日でした。

あ、もう一つ。
火事の場合、地震の場合とか、いろんな状況を考えてて出てきたのが、
caso de bomba (爆弾の場合)
お...おぅ...
そうですよね、必要ですよね...

やっぱり、ここはコロンビア。

2012年4月19日木曜日

形に見える活動、やっぱり反応いいね

お久しぶりです。
セマナサンタ(復活祭)のお休みを利用してエクアドル旅行行って来ました!
市内はもちろんのこと、念願のガラパゴス!!
でもこのお話はまた。

旅行中、そして帰ってきて思ったこと。
やっぱり、コロンビアいいね。
すっかり自分の国です。


さて、旅行前に一つ新聞を仕上げました。

PT  OT  ST  から取って「POS-T」と名づけました。
仕事してた頃よく使ってました。「POS-T目指そう」って。必要だねーって。
各職種の領域にかなり壁のあるコロンビアの療法士たちに、ちょっと忠告も含めて。
ま、分からないですよね~それは。

日本のリハビリ、医療・福祉に関して伝えたい、向こうも聞きたい。
でも普段の活動の中ではなかなかゆっくり話もできないし、話ではその場で終わってしまうし、そのうち忘れる。
勉強会みたいなのをするには、子供のリハをお休みにしないと全員集まれないのでそれは避けたい。
てことで、紙面で出すことにしました。
写真も入れて、私の足りない説明を補って。
例えば、特殊浴槽(寝たまま、座ったまま入れるお風呂)なんてこっちにはないしね。

今回は、主に成人に関して、日本ではリハビリはどこでできるのか、それぞれどんなことを目的に、どのようなリハをするのかがテーマでした。
通院、入院、訪問、またそれぞれ急性期・回復期・維持期の説明、後は老健などの施設の説明や役割も含めました。

まず日本語でおおまかにまとめて、スペイン語に訳し、それを修正し、さらに家族に手伝ってもらってチェック!
頼んでるところ文句は言えないけど、さすがコロンビア人との仕事。
約束してても「今日は疲れたから明日〜」の繰り返しでチェックに1ヶ月近くかかる始末(笑)
次回からは勉強も兼ねて先生を頼もうと思います。
ちなみに、この最後のチェックで文章の半分以上を直されたんじゃないかな。
まだまだスペイン語の道程は長いです...

そして、気になるみんなの反応は...
ありがたいことにとってもいい反応!

まず「日本のリハや病院のことについて書いたから読んでみて〜」って渡しただけで「ショーコ!これいいね〜、すごい!すごくいいよ!」って言ってくれるので、コロンビア人優しいですよね(笑)
もちろん、それだけみんな知りたがってるってことなんですけど。
読んだ後も「日本のリハの流れがわかって面白かった!」「日本のOTの仕事、書いてくれない?」などなど。
うまく伝えられたかどうかわかりませんが、少しでもみんなの興味を満たしたり、新しくかき立てたりできたら良かったな。

日本でもこっちでも、療法士自身が興味を持たないと、どんなにいい情報があっても役立ちませんから。

私の仕事は情報を落とすこと。

でも、それを身に着けてもらうんではなく、それを興味の土台にして次の新しいことを探そうと立ち上がる後押しだな、と最近思ってきています。


2012年3月6日火曜日

おいおい、大丈夫かよ...

この間、先生方と自閉症について話をしました。
みんな、自閉症ってアスペルガーと同じっていうんですよ。
確かに広義では自閉症に入ります。でも「いや、一緒ではないでしょ!」なんですよ。
あまりにも私が「一緒じゃないでしょ!」っていうもんで、最後には「◯◯先生に聞いてみてよ...!」になったんですが。

その流れで、コロンビアでの診断基準は何を使ってるの?って聞いてみました。
日本ではICDとかDSMなどの国際基準を使ってますが、ココでは
「ん?医者がその子(人)を見て、自分で本読んで、判断するよ」とのこと。


......

つまり基準てないってことだよね...!?

思わず「お前らそんなんで子供たち判断してんじゃねーよ!

って言いそうになりましたが、抑えて「あ、そーなんだ。日本ではこういう国際基準使ってるよ」って話をしました。

そういうのに対して、問題とは思っていないんですね。
医者じゃない人間が「この子は自閉症よ」なんて決めつけたりは日常茶飯事。


いや、衝撃。
というか、敢えて見ないようにしてた部分かもしれません。
子供たちの扱いの悪さに耐え切れないから。
文献、参考書と言える本がないこの国。
調べるのはネットとか、数少ない本。
だから、ちゃんとした診断できてなく驚くことではないんですが(って言ったら失礼だけど)、考えればわかってたはず。

でもその診断を一生背負って生きていく子どもや、家族はどうなるんだ。
適当な診断とリハビリしか提供されず、うまく伸びることができないまま生きてかなきゃいけない彼らはどうなるんだ!?
そういうの考えたことある?

と、問いたくなる話でした。

でも決して日本が万全の体制で、うまく導いてるとは言えませんが。
でも、あまりの適当・無関心さに、わかっていても思えわず叫びたくなる出来事でした。

2012年2月25日土曜日

お母さんたちとの面接

気づいたら、先にやたら危険な状況晒してから1ヶ月。
2月はバタバタしていたのでそんなに経ってたなんて気づきませんでした...。
まぁ、悪いことではないですよね。

さて、2月に入り学校も本格的にクラスが動くようになってきました。
というか、日本と比べちゃうと「今年の授業の運び方や図書室利用の割り振りなんか、去年のうちにやっとけよ!」って感じですけどね。
以下、今年に入ってから行ったもの。
・入学登録した子のチェック
・配る物品の確認(貧困層の子対象)
・図書室やPC室の私用クラス割り振り
・各クラスの時間割作成

ま、ほかにもいろいろ。ちなみに4クラスあるんですが、つい先週まで先生が一人足りず(笑...うしかない)、二クラス合同でやってましたね。
そういうのにも、「ま、そんなもんか」と思えるようになってきた、気づけばコロンビア生活8ヶ月。

2月は、各クラスで新規に入学した子供たちのお母さんと面談し、家族や家での生活状況をチェックしました。
新規入学といっても、学齢やレベルごとに4クラスに分けられているので1年生とか進級とかはないんです。
従って新規入学というのは、今年からうちの配属先に通うことになった子、ってことです。

うちの職場はNGOで、貧困層の子供のための社会保険を使ってきている子が主に来ています。
そういう家のお母さんたちと面接、なかなか自分の目で見れない部分なので(貧困層区域は総じて危険なので立入禁止)興味深かったです。もちろん、OTとしても子供の生活状況が見えるので介入しやすくなります。
・家族構成
・経済状況
・家ではどのように過ごしているか
・親が仕事している場合はだれが面倒見てるか
・子供が何かしでかしたときはどう対応しているか
・生活動作(食事とか着替えとか)の自立状況

などなど。日本でのOT初回の時の面接と変わりませんね。
あ、ちなみに全部先生が質問してて、私は辞書片手にリスニングの勉強状態。

で、答えはぜんぜん違う。
まず家族状況。
「誰と住んでるの?」
「(子供から見て)パパとおばあちゃんと...」
「血のつながったパパ? 継父?」
「継父よ」
っていうのは多いです。
コロンビアの離婚歴はとっても高い。だからバツイチは割と普通。
バツイチ同士が一緒に住んでることも。

後は
「別れた旦那は階下に住んでて、私が仕事の時に面倒見てるわ」
とか
「オレは嫁と別れたけど、この子に毎日会って送り迎えしてる。」
とか。

後ちょっと衝撃で、悲しいのがシングルマザーのお母さんに
「この子の父親は?」
知らない
「知らないっていうのは、産まれた時にもういなかったの?
それとも産まれてからいなくなって今わからないの?」
「産まれた時から」
聞き直すことがいっぱい。
先生もそれ以上聞かなかったけど、子供の父親を知っているかどうかはわかりません。

これも、コロンビアの問題の一つ。
宗教上、結婚を決めるまで関係を持ちません、っていうんだけど実際には14歳や15歳で妊娠、そしてまた宗教上避妊も中絶も悪とされているのでそのまま産みます。
でも家は貧しい、社会保険使って医療費や育児に必要なものを負担してもらっても、家族全体の生活や教育は良くはならない。
言い方悪いですけど、陽気ではあるけど貧しく荒んだ乳幼児期を過ごし、物心着いた時からクスリをやっている大人や殺人を見て育つ。
ここに、殺人件数が多い理由の一つがある気がします。

それだけお金も物もなければ、盗るしかないない。
金持ちから盗るために殺す。
それを仲間同士で奪うために殺す。

リハビリの施設の方に社会保険経由できているあるお母さんが、息子が死んだと言って来ました。
ドラッグ、窃盗、が当たり前の15、16歳の息子。
何でも以前に仲間の一人を刺したとか、で、とうとうそいつらに見つかって復讐で殺されてしまったと。
日本だったら、映画か漫画の世界のよう。
でもコロンビアでは、すぐ隣りにいる人の身に起きていること。

そのお母さんの家は非常に貧しい家です。
シングルマザー、無職、性格か教育か言動はざっくばらん、彼女が仕事をしていないのでお金はもちろんありません。生活用品も、食事もありません。
リハに来る子供たち(二人来てる)は、ガリガリ、お風呂に入っていないらしく汚れて黒い、服も洗っていなそうな煤けた感じ。
子供もお母さんも、お風呂に何日も入っていない匂いをさせてくる時もあります。
お昼を食べずに(食べられずに)来ることもしょっちゅう。
連れてくるだけ良いんですけどね。
(というか、社会保険使っている以上連れてくることは義務なので、怠るとセラピスト側から報告を出します。)

でも彼女が仕事に行ったら子供の面倒を見る人はいません。
セラピスト達は「子供を里親に預け、その間に働いてお金を貯め、生活を改善しないと」と言います。
実際子供たちは一時期里親のところにいましたし。
でも母親は「私の子どもだから渡さない!」と。

権力を持った社会保険が仕事をしていない、っていうのもあるんですけど。
貧困層に生まれ、満足に教育を受けられず、その結果まともな職に就けずお金は手に入らない。
このループ。
それでも笑って生きてるコロンビア人はすごい。
でも、時には笑わずに子供を守ってほしい。
大きくなってひもじさから殺人をしたり、窃盗をしたりしないように。
それが当たり前だと思わないように。

さて、最後に面接ちょこっと。
経済状況なんて日本では聞きにくいことですけど、こっちではすでに保険使って来ているっていうのもあってさらさら答えます。
そしてさすがコロンビアなのが、仕事の時は母が隣から来て、とか姉が見ててくれるとか、そういう家族間の助けがとっても多いんですね。
そういうとこすごいなぁ、大好きだなぁ。

だから、余裕のある国の余裕のある者からの支援、ではなく、
好きな民族のためにできることを、という気持ちになる。
そう思わせてくれる彼らが、好きですよ。

2012年1月30日月曜日

コロンビアの犯罪状況

日本は寒いですか?今年は特に寒いという話を聞きます。
私がいる街カリは、相変わらず暑いです。夏です。
今も半袖、裸足。

さてさて、さっき日本にいる友人とコロンビアでの危険とか犯罪とかについてちらっと話してました。
このブログでは基本的には明るい話題しか書いてないので、そういえばそういうことにも触れてなかったな〜と思って。
で、ちょっと安全対策研修の資料を引っ張り出してみました。

どの国でも、隊員は1年に1回「安全対策協議会」なる講習を受けなければなりません。
が、コロンビアは危険度が高い国なので、1年に2回受けるのです...。
中身は、現状のお話、流行りの犯罪手口、注意点などなど。
具体的に言うと、犯罪件数、どこにどんなゲリラ集団が潜んでいるか、ゲリラ集団の最近の動向、犯罪手口などなど。
ちなみに、「ゲリラ集団」には反政府組織と、麻薬組織と、二種類がありますね。

こんなこと、平然と、ステイ先の家族と談笑しながら書く日が来るとは思わなかったわ...
もちろん、笑い事とは思ってないですけどね。


では、まず犯罪件数から。
隊員がいる都市しかデータがありませんが。
ちなみに講習があったのが12月で、データは2011年1月〜2011年8月までのもの。

〈Bogotá:ボゴタ(首都)〉
Homicidio(殺人)     952件
Secuestro(誘拐)             7件
Terrorismo(テロ行為)   8件
Hurto(窃盗)                    10730件

〈Medellin:メデジン(第二の都市)〉
Homicidio(殺人)     931件
Secuestro(誘拐)             6件
Terrorismo(テロ行為)   3件
Hurto(窃盗)                    データ読めないが4桁...恐らく上下と大差なし


〈Cali:カリ(第三の都市/私の任地)〉
Homicidio(殺人)     1066件
Secuestro(誘拐)              10件
Terrorismo(テロ行為)    4件
Hurto(窃盗)                    10180件


〈Cartagena:カルタヘナ(カリブ海に面した観光地)〉
Homicidio(殺人)     149件
Secuestro(誘拐)             0件
Terrorismo(テロ行為)   0件
Hurto(窃盗)                    932件


〈Manizales:マニサレス(平和な小さい街)〉
Homicidio(殺人)     103件
Secuestro(誘拐)             0件
Terrorismo(テロ行為)   0件
Hurto(窃盗)                    917件


〈Pereira:ペレイラ(コレも小さい街)〉
Homicidio(殺人)     140件
Secuestro(誘拐)             1件
Terrorismo(テロ行為)   0件
Hurto(窃盗)                    1250件


〈Armenia:アルメニア(小さい町で超平和)〉
Homicidio(殺人)     64件
Secuestro(誘拐)             0件
Terrorismo(テロ行為)   0件
Hurto(窃盗)                    348件


いや、うちの街ダントツですね、ほんと...
なんせ街の中心地の周りがスラム街、気候のせいか道ばたで寝てる人いっぱい。
他の町の人に「カリは汚い、危ない」って言われるはずだ。

ただ、行動する地域・時間帯・移動手段に気をつけていれば普通に生活できます。
危ない地域に立ち入らない、危ない地域近くや夜は路面バスやタクシー、集団で行動する、不安気に歩かないでさっさと通る、など。
それでも、これらをしていたら「大丈夫」はありませんけれど...


ついでに、隊員の間でちょっと話題になった「世界の危険な都市ランキング」を調べて見ました。
1位から10位は、メキシコ、ベネズエラ、ホンジュラス、ブラジル、と中南米の都市がずらっと勢ぞろい。
で、栄えある11位に私のいる街、カリが!!

笑、ではないんですけどね...
でも改めてそんなとこ住んでんのか、と。
これは殺人件数を基にしているらしく、隊員同士の話を聞く限りではうちよりもっと危ないところもありそうです。
たぶん、殺されてないけどヤバイ雰囲気、って街はいっぱいなんでしょう。

ついでにもう一つ、「世界平和度指数 2011
その「ワースト」の15位にコロンビアがいるそうですよ...
理由は、武装組織の犯罪多発。 確かに。
ちなみに、日本はいい方から3位。


でも幸福度ランキングではコロンビアはいつも結構上位。
The Happy Planet Index では2位、日本は95
あと調べるのめんどくさくなっちゃってちゃんとしてないけど、他の調査でも10位入だとか、30位くらいまでには入ってます、確か。


危険なことは多いけど、住んでる人たちはそれなりに満足して暮らしている。
これはこっちの人たちの性格・国民性ではないでしょうかね。
なにか嫌なことがあっても、次の日には「聞いて聞いて〜昨日食べたケーキが美味しかったの〜♪」とニコニコ。
見習いたいとこですね。

99%は良い人、1%が悪い人。
これがコロンビアです。

2012年1月14日土曜日

年賀状

年賀状といえば新年のご挨拶。
今はメール・電話があるのと、元々めんどくさがりなので、来たのへの返事しか書いてませんが、昔は書くのが楽しかったこともありました。
ちょっとだけ...。

コロンビアには年賀状はありません。
まぁ、新年を迎えた瞬間、家族や友達とパーティーしてるのでいらないかもしれません。
普段からよく電話してますしね。
というか、年賀状出しても、一部は届かずどこかへ行ってしまうかもしれない郵便事情...

実家に、昨年度まで担当していた子供のお母さんから年賀状が届きました。
自分の都合で担当セラピストを替えて、「コロンビア行ってきま〜す」とニコニコと去っていったOTに、ありがたいです。

みんなどんどん大きくなっていきますね〜。
「大きくなりました!」とうれしそうなお母さんの言葉の裏には、大変なこともいっぱいっていうのが読めますけど、でもそうやって連絡くれるのが嬉しいですね。
大好きなあの子たちの顔を見られて幸せです。

スキャンして送ってもらった年賀状画像見ながら、ずっとニヤニヤしてます。

2012年1月13日金曜日

おやすみ終わり 仕事します。

カリは相変わらず暑いです。
むしろ雨季が終わり、乾季に移行してきたせいか更に暑いです。
1月に先輩隊員が2年の任期を終え帰国しました。
ちょっと寂しくなりましたね。
日本は寒いって言ってます。
汗かきながらそのメールを読んでます(笑)

パナマ旅行期間含めた3週間の年末年始休暇も終わり。
今日から仕事です。
他の先生やセラピストも今日から来ます。
でも子供はまだ来ないし、上司も会議。

ぐだぐだ。
ぐだぐだ。

するコロンビア人。
その横で入学式の看板作りに熱を入れる日本人二人。

コロンビアの学校は1月始まり。
青年クラスの、Bienvenidos Jovenes(ようこそ 青年たち)の看板。
 その下はクラスの名前
(仕事と生産の教育プログラム)

トンボ、たくさんいるんだけど。
最初に作ったときはこういう優しい色合いのトンボをたくさん描いて、かわいく美しい感じだったの。
次の日来たら、こうなってた。
コロンビア人好みの、ちょっと毒々しいくらいに派手でガッツリしたやつ。カラフルだけどね。
お花も、全部黄緑のみたいにほわ〜っとしたのだったんだけど。
もちろん右端がコロンビア人好み。









二人で、前日に写真撮らなかったこと、後悔したね(笑)

2012年1月2日月曜日

コロンビアの正月

Feliz año nuevo todos!!
皆さま、あけましておめでとうございます。
クリスマスから年末年始、ずっと半袖または半袖じゃ暑い!って気候の中にいたので全く年明けの感じがしません。
こたつにみかんは最強だと思いました。
去年まではクソ寒い朝霧で年越ししてたのにね。

さて、コロンビアでは年末は家族でパーティー!
うちの家族ももちろんパーティー!
しかし。
パーティーする家が普通のアパート(日本のマンションみたいな感じ)なのに参加者50人とかわけわかんない人数だったので、私は参加せずシニアの方と一緒に過ごしました。

お酒飲んで、ご飯食べて、今年の振り返り。
地震に始まり、コロンビアの優しさで終わる。
そんな感じの今年。

こっちにきて半年、コロンビア人の優しさに助けられてきた半年。
いまだに「何考えてんの!?」とか「ナメてんの!?」っていうようなことももちろんあるけど、向こうだって「日本人わけわからん!」って思ってるんでしょうね。
おあいこ。

さて、大晦日ですが。
11時くらいから花火と爆竹を好きなだけ!
そして12時になった瞬間あちこちから歓声が!!!
半分は「ギャー」っていう感じの酔っぱらいの叫びだけど(笑)






そしてそのうち
 こんな感じの大爆発!!
家から等身大くらいの人形持ちだしてきて、楽しそうに騒いだ後道路に寝かせ。
なんか油っぽいものを撒いて...

おいおいって思ってたらシュボっ!!


感想:うるさい。やたらうるさい。
ちなみに、住宅街の真ん中です(笑)
さすがコロンビア。
誰も怒りませんよ。楽しんでます。

ま、さすがにここまでやるのは良い意味でアホだと思うけど。
こういう楽しみ方もいいですね。


でも、後でYou tubeで除夜の鐘の音を聴いて見ました。
しっくり。


そして12時ちょうどにスーツケース両手に家の周りを一区画ダッシュする人が!
コロンビアの迷信で、「年の変わり目の12時ちょうどに、スーツケースを持って家の周り1ブロックを一周すると、その年はたくさん旅ができる」というもの。
聞いたことはあったけど、本当にいるとは!
「わぁ〜♪」って見てて写真撮るの忘れました...

他にも「12時に12個のぶどうを、一粒ずつお願いごとをしながら食べる」というのがあります。
12時ちょうどではないですが、ぶどうは食べました。
お願いごとは、したりしなかったり。
今年も適当です。

元旦は家族みんなでおばあちゃんのFinca(農場)へ。

夏晴れのいい天気!
羊に草食べさせて、卵回収して、お姉ちゃんとノミだらけの犬を洗って、ジャングルに分け入って羊回収して。

どこで何してるのか、忘れそうな正月でした。




そうそう、スカイプ繋いで日本の家族とこちらの家族とご対面。
こちらのパパさんが家の父さんに話してて「コロンビアの彼氏を云々」って言った瞬間回線切れて大爆笑でした(笑)

ま、今年もいろんなもん見て、考えて、感じて。
そして、自分が死なないように(感情と命と両方)、
てくてく歩いて行きます。