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2012年4月19日木曜日

形に見える活動、やっぱり反応いいね

お久しぶりです。
セマナサンタ(復活祭)のお休みを利用してエクアドル旅行行って来ました!
市内はもちろんのこと、念願のガラパゴス!!
でもこのお話はまた。

旅行中、そして帰ってきて思ったこと。
やっぱり、コロンビアいいね。
すっかり自分の国です。


さて、旅行前に一つ新聞を仕上げました。

PT  OT  ST  から取って「POS-T」と名づけました。
仕事してた頃よく使ってました。「POS-T目指そう」って。必要だねーって。
各職種の領域にかなり壁のあるコロンビアの療法士たちに、ちょっと忠告も含めて。
ま、分からないですよね~それは。

日本のリハビリ、医療・福祉に関して伝えたい、向こうも聞きたい。
でも普段の活動の中ではなかなかゆっくり話もできないし、話ではその場で終わってしまうし、そのうち忘れる。
勉強会みたいなのをするには、子供のリハをお休みにしないと全員集まれないのでそれは避けたい。
てことで、紙面で出すことにしました。
写真も入れて、私の足りない説明を補って。
例えば、特殊浴槽(寝たまま、座ったまま入れるお風呂)なんてこっちにはないしね。

今回は、主に成人に関して、日本ではリハビリはどこでできるのか、それぞれどんなことを目的に、どのようなリハをするのかがテーマでした。
通院、入院、訪問、またそれぞれ急性期・回復期・維持期の説明、後は老健などの施設の説明や役割も含めました。

まず日本語でおおまかにまとめて、スペイン語に訳し、それを修正し、さらに家族に手伝ってもらってチェック!
頼んでるところ文句は言えないけど、さすがコロンビア人との仕事。
約束してても「今日は疲れたから明日〜」の繰り返しでチェックに1ヶ月近くかかる始末(笑)
次回からは勉強も兼ねて先生を頼もうと思います。
ちなみに、この最後のチェックで文章の半分以上を直されたんじゃないかな。
まだまだスペイン語の道程は長いです...

そして、気になるみんなの反応は...
ありがたいことにとってもいい反応!

まず「日本のリハや病院のことについて書いたから読んでみて〜」って渡しただけで「ショーコ!これいいね〜、すごい!すごくいいよ!」って言ってくれるので、コロンビア人優しいですよね(笑)
もちろん、それだけみんな知りたがってるってことなんですけど。
読んだ後も「日本のリハの流れがわかって面白かった!」「日本のOTの仕事、書いてくれない?」などなど。
うまく伝えられたかどうかわかりませんが、少しでもみんなの興味を満たしたり、新しくかき立てたりできたら良かったな。

日本でもこっちでも、療法士自身が興味を持たないと、どんなにいい情報があっても役立ちませんから。

私の仕事は情報を落とすこと。

でも、それを身に着けてもらうんではなく、それを興味の土台にして次の新しいことを探そうと立ち上がる後押しだな、と最近思ってきています。