ページ

2012年12月10日月曜日

コロンビア=適当 という感じがしますが…

まさにその通りです(笑)
コロンビアからこんばんわ。

いや、何もすべてが適当というわけではないですよ、これでも南米では一番発展している国ですから。
きちんとしているものはきちんとしています。
でもこの「適当さ」は国民性でもあるんでしょうねぇ。

そして、露天や小さい商店などではこの適当さが幸いして、楽しい楽しい「値引き合戦」ができるわけです。








私ら「このシャツいくら?」
おばちゃん「3万5千ペソ(1500円ちょい)」
私ら「安くしてよ」
おばちゃん「じゃぁ3万3千」
私ら「他もっと安いよ〜下げてよ〜」
おばちゃん「じゃぁ3万2千、これ以上は値下げできないからね!」
私ら「え、他で3万てとこあったんだけどなぁ〜そっちにしようかな〜(ウソ)」
おばちゃん「...ん〜〜〜 しゃぁないから3万にするわ…」

ていうのを到着直後にみんなで経験し、味をしめたわけです(笑)
まぁ実際、スーパーなど値段が決まっているところ以外では、私ら外人はかなりふっかけられるわけで、値引き交渉してちょうどいいのかもしれません。
値引きしても実際よりも高いかもね。
首都にいたときはステイ先のママに「絶対値引き交渉しなきゃダメよ!」なんて言われたりもしました...
相手がおっちゃんだと、女の子には優しいので助かりますね!笑



で、その適当さ、こういう買い物なんかだとまぁ別に大したことないのですが、これがお仕事に関係あるとなるともう大変。
私は日本人規格で言えば結構な適当人間だと思うのですが、そんな私でも「お前このやろう!」って思うことが多いんですよ...

・会議の7時半開始は7時45分開始 (配属先はわりと時間ぴったしな方)
・パーティーの9時開始は11時半〜12時開始
・「今やるよ!」は良くて数時間後、最悪忘れる
・「また」はいつやってくるかわからない
・「来週出す」は「再来週以降出す」
・全てにおいて「(たぶん)」付きw
などなど...


つい先日JICAも絡んだ大事な書類の提出も、「◯日に出すから!」が2度延び2週間以上経過(その間催促を3度ほど)、「もう知らないよ!」っていうと「ごめん、絶対出すから、まだ大丈夫?」
そして今日、期限が過ぎて2日経ちましたが音沙汰無し。

もう、コロンビア人同士で仕事が成り立っているのが不思議なくらい…笑


できることは手伝いたい、コロンビア全土に関わる良い企画があって、そのためにJICAの力を借りたいって言うんなら手伝う。
でも、準備段階でこれじゃぁ手伝う気なくすなぁと思う。
この企画で改善されるはずのコミュニティには非常に申し訳ないし、いい企画であるのでもったいないと思うけれど、こんなに適当だともう手伝うのをやめてしまいたくなる。

もちろんきっちり期限を守ってくれる人もいるし、コロンビア人にだってこういう「適当な、だらしない」状態が大っ嫌いな人もいる(配属先 教育部門の上司)
でもこれだけ期限無視されて、それでも「お金必要なんで手伝って」って言われるとねぇ...

「自助努力」を促すというのは、ほんとに大変だと...
普段の先生方相手以上にそう思いました。
(あ、ちなみにこの話の相手は幹部級の人間ねw)

最後、告知!
来年1月、私の同僚がJICAの研修で日本へ行きます!
祝 初日本!!
とても勉強熱心なソーシャルワーカーの彼女、日本の福祉制度を学びに旅立ちます。
彼女ならたくさんの物を吸収して、コロンビアの福祉の発展に役立ててくれると思います。彼女が帰ってきたらその辺のお手伝いもしないと。
今から日本語叩きこもう♪