ページ

2011年10月16日日曜日

しっぽの人が少し古くなりました。

雨季に入り、雨続きのカリです。
10月頭、とうとう27回目の誕生日を迎えてしまいました。
と、こうして歳を晒せるのもいつまでやら...
こっちに来てからは、コロンビア人に比べて大人っぽくない顔+短髪で、18歳だとよく言われます。
さすがにそこまで下がるとちょっと悲しいものがあります...ので、実年齢に近づけようと髪を伸ばしています(笑)

当日は朝から家族におめでとうと言われ、朝食にケーキが...夜に食べました。
職場でもケーキが!これはしっかり食べました。
そして先週末、同期隊員がカリに集合した時に、同期隊員ともう一度家族からおめでとうが!みんなありがとう!!
またケーキ食べました(笑)

ちなみに、コロンビアのケーキは死ぬほど甘いです。
しかもクリームとシロップたっぷりかかった状態でいつも店頭にたくさん並んでいます。
腐らないのかな...賞味期限ないのかな...あの色合いは何で出してるの?
ケーキ屋の前ではいつも考えが尽きませんよ。


活動の方も、どう動いていくか決まりました。
子供のリハビリの施設に週3日。
通園の施設に週2日。


リハの方ではある程度形が出来上がっています。
でも、「障害の原因は何か?」「将来の予測」というのは、一切と言って良いくらいありません。
「リハビリ」はできているからこそ、さらに新しいものを付け加えるのは難しいと思います。
けれど、一番大切な部分だと私は思います。
今の原因も考えないで、将来のことも考えなかったら、なんのために何をやっているかわからないじゃないですか。


それでも自信たっぷりなのが
コロンビア人なんですけどね!!
この子にはこの作業療法でいいんだろうか?なんて悩んだりしません!
「私はこう思う。理由?そう思うからよ!」「......」


さて、通園の方はどんな状況かといいますと...カオスです。
どんな感じか知るために見学を何日かしましたが、その間毎日私が「カオスだ...」とつぶやいていたので、同職場の先輩隊員がずっと苦笑いしていました。

クラスは障害レベルや年齢ごとに上手く分けられています。
人数はと言うと、子供13人、先生一人。学生さんは良く実習に来ている。
好きなように動きまわる子供13人を一人で見るとか、もちろんそんなんで何か効果的なことができているわけがない。

教育概念はあるが、療育概念はない。
それでも、とりあえず何かしら作業をやらせ、ちょっと学生にやらせ、おもちゃの時間にして終わり。
何を目指しているのかまだよくわからない施設ですが、やらなきゃいけないこと、やれることはいっぱいありそうです。

少しでも子供たちが「面倒な子」でなくなるように。

4 件のコメント:

  1. 誕生日おめでとう!18歳になったんやぁ。
    若く見られるもの今のうちやで。笑

    返信削除
  2. この国にいれば、永遠の18歳でいられる気がする(笑)
    今のうち...悲しいね...

    返信削除
  3. こんばんは、くっしーです。ブログちょこちょこチェックしています。ブログの内容、30年前の精神化領域の使役的な作業療法に似ているような気がします(聴いた話ですが・・)。10年前の田舎のリハ室で身障成人領域でも、リ・ハビリという概念はありませんでした。でも今の日本のリハ世界も、全人的と掲げながら、あまり変わらないような気がします。ちょっとだけ進んでいるだけかもしれませんよ。でもmontaさんのコメントは、正しいと思います。それでは、安全な活動を祈っています。

    返信削除
  4. 遅くなりました、コメントありがとうございます。
    やたら自信はあるけど、「おいおい...」っていうことも多いこの国。
    決してやる気がないわけじゃないので、もっと良い方向に向かえるようにできたらなと思います。

    返信削除