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2011年7月25日月曜日

日本食の日、続いた。

学校に持っていった天ぷらとちらし寿司は好評でした!
ナスに衣を付けて揚げる、というのがコロンビアの人にとっては斬新なようでした。
あと、こっちにしかない芋を揚げたってのも好評だった。「新しい調理法よ!」って。

昼ごはんはいつも、3時過ぎに家に帰ってから食べます。(休憩時間はおやつ程度)
家に帰ったらママが

「日本風に米を炊いたの。油ないほうがいいのよね? てことで、昨日の米作って。」

って言ってて。
最初は何言ってるのかよくわからなかったけど、「あ!スシ?」って聞いたら「その通り!」って。
すし酢の作り方教えて〜とか、米は冷めてるほうがいいの〜?とか、醤油は混ぜるの〜?とか質問してきて、どうやら気に入ってもらえたみたいです!

でも食べるとき、昨日の残りの煮物と一緒に皿に盛ってて、煮汁と混ぜて食べてた...

味の感覚は、やっぱりよくわからないです。
私は「もう一枚皿欲しい」って分けてよそってもらいましたよ!

日本食でおもてなし

ボゴタ滞在も、残すところあと1週間と少しになりました。
てことで、ママと、その弟と、友達のママ(うちのママの友達)に日本食を作っておもてなしをしました。弟さんの誕生日会も一緒に!!

メニューは、ちらし寿司、天ぷら、煮物、です。

 まずは買い物から!
「生魚が必要なの」って言ったら連れてってくれた海鮮もののお店。
冷凍した魚をまんまで売ってます...豪快。
内臓は取ってあるみたいでした。


 最初は普通に見てたけど、よく考えたらコロンビアに日本語とか珍しいじゃんね!
「うなぎ蒲焼」、右のカニカマは「シースティック」、左上にあるのは「MISO」です。




他にも日本食用の食材(主に寿司用)が並んでました。
梅、わさび、ほんだし、海苔、みりん、醤油、ふえるワカメ(乾燥わかめ、ではなく「ふえるワカメ」でした/笑)
なんでもあります。



日本酒や「お〜いお茶」まで。
お〜いお茶は英語の印刷でしたけど。

恐るべし伊藤園。

日本のものは、結構手に入りやすいです。
梅やわさび、ほんだしなんかは簡単に売ってはいないけど、スーパーでは、醤油、寿司酢、みりん、日本酒、海苔、緑茶(紅茶みたいなパック)などなど見かけます。
緑茶や醤油は油断するとなぜか甘い味付けになっているので注意が必要ですね。

日本米も売ってました。「para SUSHI(寿司用)」って書いてありました。
「寿司作りキット」なんてのもありましたよ。



さて問題の調理ですが。
みりんは高いので買わず、また料理酒って物はないので醤油と砂糖と鶏肉から出る出汁を期待。(ママに料理用の酒ってある?って聞いたら「はぁ!?酒??」って顔されました...)

煮物の調理風景。

トリ祭り、です(笑)

ここでは鶏肉は安いです。
大きい手羽6と、小さい手羽10、で日本円だと350円くらい。
ひき肉は500gで同じくらいします。



お米はこっちのお米なので細長くてパラパラ。
普段は油と塩を一緒に入れて炊きます!(なぜ...)
いつもどおりに油を入れて炊こうとするママを必死で止め、無事に日本人にとって普通のご飯が炊け、手作り寿司酢でそれっぽく。

ボゴタは高地にあるので揚げ物はあまりカラッといきませんが、なんとか。

作っている間、ママたちはワインを飲みながらお菓子をつまんでおしゃべり。
昼くらいに集まって飲んで、遅めの昼ごはん、てのがこっちの集まりの時のスタイルみたい。

さて、パーティー仕様でとても綺麗にしてくれた食卓へ、日本食(っぽいもの)を。
最初は何も言わずに食べてたので「合わなかったか...」と思ったのですが、しばらくすると「¡Rica!(おいしい!)」との声が。
最終的にはみんな結構「ちょうだい」と食べていたので大丈夫だったみたい。

コロンビア人は味音痴、って言われてるんですけどね...





煮物は、びっくりするほど美味しく出来ました!
うちらが一番喜んでた気がする(笑)
里芋はないのでyuca(ジュカ)という芋を使ったんですが、里芋の親芋に味が似ていて良い感じでした。

ちらし寿司は、生魚がちょっと心配だったのですが、皆さん気にせずひょいひょい食べてくれました。

天ぷらは量がありすぎたので、明日残りを学校へ持って行きます。

久しぶりの料理、楽しかったです。
その後UNOをしてかなり盛り上がって。
楽しく誕生日をお祝いできて良かった!!

2011年7月21日木曜日

独立記念日

昨日になりますが、7月20日はコロンビア共和国の独立記念日でした。
どこのアパート、家にも国旗が掲げられます。各建物、国旗を掲げる用の場所があるんですよね。

うちのアパートはエントランス上に。
前日は夜遅くまで、若者たちが路上で国歌やら何やらを歌っていました。 本当にお祝い。でも日本の国歌でやったら怖いだろうなぁ...
花火も上がっていました!

コロンビアでは、打ち上げ花火も手持ち花火も、禁止されていて買えないそうです!!
特別な日、イベント事、の時だけ。しかも業者、らしい。昔は買えたみたいだけど、独立記念日に子どものヤケドが多発し過ぎで禁止になったんだとか。
夏の気分が味わえなくて残念ですよ。

さて。当日は、仲間たちと作ったこのポロシャツ着てお祝いの気持ちを。

中心地では自衛隊や警察の行進がありました。が、テレビで見てました...
ママも「人いっぱいで泥棒もいっぱいだからTVで観るのが一番よ〜」とか言っていく気なし。観たいけど人混みは嫌だし、寝坊したいし、宿題あるし、ちょっと遠いし...と結局行かず(笑)
TVで観てたらなかなかかっこ良かったですよ!

ということで、今日の新聞記事でご紹介。

騎兵隊、かな。

これは自衛隊。

コロンビアには警察・自衛隊など軍組織が4つあって、それぞれ違う制服を着ているそうです。なので、上の2つの写真は違う組織ではないかと。
観に行った友達によると「日本と違って、本当に戦ってる、って感じがした」そうです。ここは「自衛隊」だけど、国内での衝突も結構あるので確かに日本より実戦多いかもね。
ちなみに自衛隊の宿舎近くは、夜になると銃持って周囲を巡回してますね。(携帯いじってる人もいたけど...)

ママに「日本には独立記念日ではないけど似たような日がある。でも何も特別なことはしないよ」って言ったらちょっとびっくりしてました。不思議そうな顔も。

自国が嫌いなわけじゃないけど、祝うってことをしないなぁと。コロンビアはスペインから独立して国を自分たちのものにした、っていうのがあるから余計かもしれないけれど。戦後も、特にそういう特別な日ってできてないよなぁ、日本。
私が知らないだけかな?あったら教えて下さい。

2011年7月19日火曜日

まふー

 「まふー」という食べ物(飲み物?)をママと一緒に作りました。
 綴りはわからないそうです...

 材料は「Plátano(プラタノ)」という、調理用バナナ。そのままでは食べられません。コロンビアでは煮たり、潰して揚げたりしたのがよく出てきます。
 ちなみに、日本にあるようなフルーツのバナナは「Banano(バナノ)」です。

 Plátanoはバカでかい、という感じね。鈍器になりそうなくらい。
 カメラを取りに行ってたらすでに切り開かれていたので皮だけで...
ちなみに、生のままだと硬いそうです。

Plátanoとシナモンとクローブを、適当な量の水でぐつぐつ。

 沸騰して黄色くなるまで。

その間にチーズと生クリームを準備。
チーズはピザ用のでいいかな。もうちょっと水分ない感じだったけど。
生クリームはそのままで。

黄色く柔らかくなったら、シナモンとクローブを除いて、
ミキサーでブイーン。

熱いうちにチーズとクリームを加えて「いただきます!」

 ちなみに、好みですけど、シナモンはそんなに多くなくていいと思います。
 今日ではなく前回作ったときは、これでもか、ってくらいシナモン入りだった。
 最初は「シナモンいい香り!」とか思って喜んで食べてたけど、正直、最後の方は「ゔっ...」って思いながら食べてましたよ。

 でもおいしいし、お腹に貯まるのでいいおやつです。
 日本の普通のバナナでも良いような気がするけど、どうだろうね。
 誰か試したら教えてください。


おまけ。
これ、某「ごはんですよ」のキャラクターに激似だと思うんだけど、どうですかね。
ちなみに、お茶の箱だかに入っていたそうな。


明日、7月20日はコロンビア共和国の独立記念日です。

2011年7月16日土曜日

雨の日

今日の午後はずっと雨でした。
それでも語学学校の先生に靴とか安いお店を教えてもらったので、雨の中折りたたみの小さい傘をさして行ってきました。
買い物となると頑張る、女の子の意地ですよね、友達と結構強い雨の中をてくてく。

ところが、道はまるで湖のようでした...
いや、全部がではないけれど、あるところは歩道(日本より広い)までの大きな湖。

じゃばじゃば。
逃げ場なし。

あっという間に靴下までびしょびしょ。ズボンもびしょびしょ。
油断すると、車が撥ね上げる水が振りかかる...
殆どの場所で道の両端が沈んでいるので、道を渡るときも湖の中を...

きっと交通量の違いもあると思うけれど、雨の日はかなり危険だということを学びましたよ。

2011年7月13日水曜日

家事情

コロンビアの住宅には、エストラートいう階級制度みたいなものがあります。
でも身分階級でもないし、収入で行政が勝手に分けるものでもないようです。インフラ整備の状況で決まるらしいですが、もちろんインフラが整備されてて、警備員がいて安全なところは、もちろん高いです。
ので、やっぱり収入で住めるところは制限されるようです。

前回、私のステイ先の話をしましたが、私たちが行くところは大体4〜6のようです。

車からの、いろんな街並み。
ここは囲いもあって、わりと新しい家のようです。

ここは、かなり昔から使っている様子。ドアも頑丈とは言えません。
ちなみに、上の場所とすぐ近くにあります。

ちょっと外れに行くと未舗装の道路もたくさん。
家の前が舗装されていないところも多いです。


ボゴタは都会だけれど、同じ街の中にいろんな暮らしがあります。格差が大きいのが問題と言われているけど、本当に。
このエストラートは、税金やインフラ整備・復旧の順序に影響してるそうです。
エストラート1や2の地域の税金、光熱費、学費などかなり低額、または免除になっています。(それでも「払えなくて水が出ない」って言って湧き水?を汲みに行く姿をTVでやっていました)。3や4は普通に払っているらしい。5や6の人は、1や2の分を補うように多く税金など払っているようです。
身分階級ではないんだけれど、地域を聞けば大体いくつの所に住んでいるか分かってしまうので、開きがある場合はあまり話も多くしないんだとか。
こちらの人もこの話は好まないので、まだ良くわかりませんが。

ちなみに観光地近くでは、観光地化のために今までエストラートが低かった地域のインフラ整備を急速に整え階級を上げたために、そこに住んでいた人たちが住めなくなるなど問題が起きている、ということもあるそうです。

ボゴタでは日本と変わらず買い物ができます。ショッピングモールみたいな所もあって、ハイブランドのお店もたくさんあります。
でも行く途中の道端では、子連れで信号待ちの車の窓拭きをして稼いでたり、花やらお菓子やらを売り歩いている人もいます(それだけで生計立ててるかはわからないけれど)。

たくさん見て回らなければ。

2011年7月6日水曜日

コロンビアでの家はですね

今いるお宅はママ一人暮らしです。
コロンビアには「家の階級制度」があります。(このへんは次に)その中でも結構いい家がホームステイ先になります。
こんな感じってのだけご紹介(※注.生便器写真あります)

居間はこんな感じ。兄弟やその家族が来てもOKにしてあります。

暖炉もある。今使ってないけど。

台所。ガスだけど火ではないです。

居間の反対側。ママのコレクション?(各地のおみやげ)がいっぱい。


私のお気に入り。名前考え中。

私の部屋。元々甥っ子姪っ子たちのためらしいです。

トイレとシャワーは一緒。

結構狭いので、お湯が出るまでの水シャワーからの逃げ場がなくて毎回必死!
狭いって言っても、どこもこんなもんなんだけど。

ちなみに、コロンビアのトイレは排水管がとても細いらしく、詰まりやすいです。
しかも、拭いた紙は流さないんですよね(大の時以外)。ゴミ箱があって、そこに捨てるの!さすがにちょっと、と思って、でも気を付けてたけど、詰まらせました...
夜にトイレにこもってスッポンてやるやつでガボガボしましたよ。

これはちょっと田舎の方のお店のトイレ。
便座、ないんです。ちゃんと女性用ですよ。
で、赤いゴミ箱に紙を捨てます...

2011年7月3日日曜日

繁華街は危険だけれど楽しい

繁華街の雰囲気は Fuji Rock の FIELD OF HEAVEN みたいな感じ。常にどこかでヘブンでやってるみたいな音楽が鳴ってて、売ってるものもヘブンとかアヴァロンみたい。
ただ違うのは、盗人がたくさんいるってこと(見てないけどそう言われてる)。出かける前、ママは何回も「どこにいるかわからないから気をつけなさい!」って言ってくれました。
売ってる物は全てかわいい。
靴とか鞄とか、革製品はとても安いらしいです。
ボリバル広場は有名なだけあって、人すごかったですよ。
これは闘牛場ね。
今日は日曜だったので、教会はミサに来た人でいっぱいでした。
コロンビアはカトリックが多いということです。でも、特別に何かを信仰しているわけではないよ、って人も結構います。

お昼はコロンビアの伝統料理。メデジン市の郷土料理だそうです。
こっち、ご飯も塩味がついてるんですよね。美味しいんだけど確実に太るわ。
昼はCon cerbveza で!
このビールとても美味しいです。
で、日本円にすると100円かな。ちなみに、これ4〜5個分がシャンプーの値段だから、やっぱり安い。

行き帰りはバスで。バスの運転はもんのすごく荒いです!
最後の人がステップに乗ったらガシガシ急発進!
ちなみに他の車も荒いです。車線とかあってないようなものだし、信号が変わるか変わらないかってくらいからクラクション鳴らしまくり。
そんなバスに乗ってるこっちのおばぁちゃんは強いと思います。

でもコロンビア(中南米かな?)の生活、文化は私にとってはとても魅力的です。
いつでも好みの音楽がかかってるし、建物の雰囲気は素敵だし、好みの服とかいっぱいあるし。
もっといろいろ探したいですね。


家族との付き合い

ママは一人暮らし。でも兄弟やいとことの付き合いがとても多いのです。
お兄さんがアパートを探しているということで、一緒にいろいろ連れて行ってくれました。
皆さん、私がよくしゃべれないと分かるとゆっくりしゃべってくれたり、簡単な言葉で説明してくれたりと、とても親切。それでもわからないと、他の人が「彼はこう言ったのよ」とさらに簡単にしてくれて、ありがたい限りです。
「これはなんというもので、こうやってできてる」とか「これは日本にあるのか?」とか。語彙力がまだまだ追いつかず、説明するのは大変なんだけれど、それでも興味を持って聞いてくれます。

今日は親戚同士の集まりに連れていっていただきました。
その方のお宅は暖炉もあって、日本でいう古民家みたいな感じで古風できれいなお宅でした。いかにも!なんだけど、ほんとに素敵。
ご飯はお手伝いさんが準備。全部コロンビアの伝統料理だそうです。
とうもろこしの粉と豆とお肉で出来てる「タマル」という食べ物。
おいしいです。全部おいしいです。
「好き?」って聞かれて、全部に「好き!」「おいしい」って答えるから笑われるんだけど、日本人だからイエスなんじゃなくて、ほんとに好きな味なんですよ〜。

今日教えてもらったんだけど、あつ〜いホットチョコレートにチーズを入れると溶けてすごくおいしいんです。コロンビアではそうやって食べるんだとか。他の国でもやるとこあるのかな?
モッツァレラみたいな溶けるタイプがいいみたいです。

明日は仲間たちと出かけるけど、月曜はまたいろいろ連れてってくれるみたいです。

では。

2011年7月1日金曜日

コロンビアに着いたのですよ

コロンビアに着いて4日経ちました。言葉でつまづくことはもちろんあるけれど、今のところ楽しく暮らしていると思います。
自分のスペイン語が通じてコミュニケーションがとれるのはいいんだけど、今の語学力で2年て思うと、ちょっとどよ〜んとするけれど...

初めは仲間たちと一緒だったのですが、昨日からホームステイ。私のママは通ってる語学学校の先生なので、言葉を直してくれたり出てこない言葉を待ってくれたり、ありがたい事が多いです。積極的に干渉してくるタイプではなく休みの時間をくれる人なのでそこはありがたい。でも話す時間は減っちゃうけどね。
17階に住んでいるので眺めは最高です。
夜も夜景が綺麗。

コロンビアでは昼がメインの食事で、しかもかなり量が多い。
だいたいこんなセット。
私は焼きバナナより揚げバナナの方が好きですね。食事に関してはおいしいと思うので、困ることはなさそうです。むしろ、飲み物が必ずジュースなので太りそうで...
夜は食べないか、ちょっとクラッカーつまむくらい。私のママは、たいていコーヒーだけと言ってます。

今いる首都のボゴタはきれいな建物も多く、高級住宅も多いです。
質や種類はまだわからないけれど、ほぼ日本と変わらず買い物ができるんじゃないかな?
ちなみに革製品がとても安いらしいです!
女性はみんな美人さんで、おしゃれです。(どうしたら上も下も出っ張った体型になるのかね...
ただ、通りでは車の運転は荒いし、どこに危ない人がいるのかわからないので、ぼ〜っとはしていられないけれど。

さて、また書きます。