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2011年12月31日土曜日

仕事もしています

今年最後になりました。
こちらは14時間遅れで新年を迎えることになります。
相変わらず暑いです。クリスマスも、新年も暑い。そんなの始めてです。
半袖で「あっつー」とか言いながら新年を迎えそうです。


さて、活動の方ですが、クリニックの方では11月から子供を担当し始めました。
担当し始め、まだまだうまく話せないながらも「今日は調子どう?」「今日のリハはとってもうまくできたよ」「昔はこんな感じの子だった?」「家ではどう?」
たまに同僚に通訳になってもらいながらも、コミュニケーションを取って。
子供が来たときは大歓迎!というか好きなんでもちろん大歓迎なんですが。

リハの成果としては難しいことも多いです。
でも、11月の終わりくらいに、今まで本来の担当の同僚にしか挨拶せずに帰っていたお母さんが、サラっと「Gracias doctora!」(ありがとう、先生)と私に言って帰って行きました。

他の担当の子のつきそいのおばぁちゃんが、時間になるやいなや「choco!」(Shokoが言えない+だいたいこう書かれる)と笑顔で孫を差し出してきました。

少しずつ、「この人なら大丈夫」「うちの子見てちょうだいよ」っていう空気を漂わせてくれるようになりました。
それが、とにかく嬉しい。
私が聞く前から「今日はこんな調子」「家ではこうなの」と話してくれます。
担当じゃない子のお母さんも。
総会でいなかったときは「chocoはどこ行った?戻ってくるの?」と同僚に質問攻めだったそうです。

言葉でなんだかんだ言われるよりも、自然に出てくる態度が嬉しい。
余計に、いいもの残したい、この人達の生活を楽しくする手伝いがしたい、って思う。


支援学校の方でも、先生たちの中に少しづつ入って行けているかなという感じ。
来年から新学期になるので、その中で療育的な活動が行えたらと思っています。
できそうな活動やどんどんやっていいと言われているので、こちらも子供たちが楽しく、先生たちも子供を嫌いにならないように、する手伝いがしたい。

支援学校の方では、まだまだ「この子は大変」と行動から原因をすっ飛ばしての評価が多いです。
子供たちが伝えたいこと、やりたいこと、先生たちが教えたいこと、それが繋がる道を探さないと。

そしたらきっと、もっと楽しい!


来年は、みんなで「楽しい!」をしたいと思います。
思い通りに子供を動かすセラピーでもなく、子供がしたいことだけをだらだらやるセラピーでもなく、お互いしたいことしてほしいことをして、そして「楽しい!」


年末年始の休暇を3週間ほどいただきました。
パナマへ旅行へ行ったり、国内を旅行したり、リフレッシュと現地勉強を兼ねて少しふらふらしようと思います。
その土地その土地でスペイン語の話し方や人柄が違って面白いです。


それでは、新しい年も皆さんがたくさんの「楽しい!」を感じられますよう。たくさんの「楽しい!」を大好きな人たちと共有できますよう。来年も楽しいの街からお送りします! 
 

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