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2011年7月13日水曜日

家事情

コロンビアの住宅には、エストラートいう階級制度みたいなものがあります。
でも身分階級でもないし、収入で行政が勝手に分けるものでもないようです。インフラ整備の状況で決まるらしいですが、もちろんインフラが整備されてて、警備員がいて安全なところは、もちろん高いです。
ので、やっぱり収入で住めるところは制限されるようです。

前回、私のステイ先の話をしましたが、私たちが行くところは大体4〜6のようです。

車からの、いろんな街並み。
ここは囲いもあって、わりと新しい家のようです。

ここは、かなり昔から使っている様子。ドアも頑丈とは言えません。
ちなみに、上の場所とすぐ近くにあります。

ちょっと外れに行くと未舗装の道路もたくさん。
家の前が舗装されていないところも多いです。


ボゴタは都会だけれど、同じ街の中にいろんな暮らしがあります。格差が大きいのが問題と言われているけど、本当に。
このエストラートは、税金やインフラ整備・復旧の順序に影響してるそうです。
エストラート1や2の地域の税金、光熱費、学費などかなり低額、または免除になっています。(それでも「払えなくて水が出ない」って言って湧き水?を汲みに行く姿をTVでやっていました)。3や4は普通に払っているらしい。5や6の人は、1や2の分を補うように多く税金など払っているようです。
身分階級ではないんだけれど、地域を聞けば大体いくつの所に住んでいるか分かってしまうので、開きがある場合はあまり話も多くしないんだとか。
こちらの人もこの話は好まないので、まだ良くわかりませんが。

ちなみに観光地近くでは、観光地化のために今までエストラートが低かった地域のインフラ整備を急速に整え階級を上げたために、そこに住んでいた人たちが住めなくなるなど問題が起きている、ということもあるそうです。

ボゴタでは日本と変わらず買い物ができます。ショッピングモールみたいな所もあって、ハイブランドのお店もたくさんあります。
でも行く途中の道端では、子連れで信号待ちの車の窓拭きをして稼いでたり、花やらお菓子やらを売り歩いている人もいます(それだけで生計立ててるかはわからないけれど)。

たくさん見て回らなければ。

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